在宅介護の心構え

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在宅介護の心構え - 家族だけで抱え込まず、社会資源を利用する

様々な在宅介護

一口に在宅でも介護生活といっても、その実際の姿は様々である事がわかります。

ある介護業者は、社会的なサービスも受けようとせず、すべてを自分でやろうとするあまり、苦労とストレスの多い毎日を過ごしています。
これとは別の例では、訪問介護やホームヘルパーやデイケアサービスなどを最大限利用し、ときどきショートステイを利用して海外旅行迄楽しむ程のゆとりのある介護生活を送っている事も見受けられます。

在宅介護を決定づける3つの要素

在宅介護がゆとりあるものか、苦労ばかりが多いものになるかは、3つの要素が絡んできます。そのうちの1つは、その地域に在宅介護を支える十分な社会資源があるかどうかです。第2の要素は、これらの社会資源を駆使して在宅生活における問題を効果的に解決しうる「ケアプラン」がつくられるかどうかで、これはケアマネージャー(在宅介護支援専門員)の力量にかかってきます。第3の要素として、決定的なものは、介護者や家族がどの様に生活をしていくかという、介護と生活への心構えにあります。「他人の世話にはなりたくない」という考え方の下では、地域の社会資源もケアマネージャーの活動も無になってしまうからです。

介護の心構え - そのポイント

①家族で抱え込まない
これからの介護生活を考えていく上で、何よりも大切なものは、家族で抱え込まない事です。介護を家族だけで行うのは元々不可能な事で、これを無理にやろうとする所に問題が生じていきます。 「子どもの教育や家族が病気になった時も家族だけで世話をしますか?」-このように聞かれた時に、家族ですべてを行うという人はいません。 大昔の家族は、生産・消費・子育て(教育)・看護のすべてを行っていましたが、時代が進んでこれらの家族機能の大部分は外部に委ねる様になりました。これが現代家族の姿で、食物を含めた生活物質の生産農・漁業その他の分野に、教育は学校に、病人は医療に委ねるというのが普通です。この中にあって、介護だけが相変わらず家族の元に残されるのは不自然でもあり、それを十分にやり切れる程の機能を家族は持っていないと見るべきでしょう。逆に言うと、子の教育は学校に、病人は病院に委ねる人が、介護だけは家族でというのは矛盾していると言わなければいけません。農家が生産したお米を購入して生活を営む様に、介護というサービスもまた、購入して生活するというのが自然な姿と言えます。確かに、これまでは社会資源が少なかったり、措置制度という福祉のあり方にも問題がありました。それはまるで「お上の恩恵」であるかの様な印象を与え、ここから「お上の世話にはならない」との意識も生まれた可能性はあります。しかし、今後は社会資源も充実し、社会保険制度になる事から、医療保険の様に必要に応じて利用するとの態度と、お米や魚を購入する如く、社会的サービスを購入して生活を成り立たせるという「消費者の意識」を持つ事が大切と言えます。
②介護は専門的な知識・技術を要求される
介護は、誰にでもできる世話だという印象がありますが、実際には専門的な知識と技術を持ってはじめて効果的な介護が実現できるという事実を知っておく必要があります。病人の世話は専門の看護婦に委ね、その指導や助言を得て、家族が行うのが良いとは誰もが知っている事ですが、介護も同じ事だと認識しなければいけません。このために専門職たる介護福祉士の教育体制と資格が作られたという事を理解すべきでしょう。 この様に在宅介護は、医療や他サービスと同じ様にそれらを利用したり、購入したりして生活を支えて行くものだと言う事を基本的に考えていく必要があります。

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